2017.01.30
業務日報グループウェアBeWorksが誕生するまで #3
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業務日報グループウェアBeWorksは誕生間もないころは機能としては少なく、メインはグループウェアが中心のソフトでした。 零細企業である当社は、技術力はあるので物は作れます。物は作れますが売ることができない。よくある話ですね。

ホームページやプレスなどいろいろと活用し始めましたが、販売は素人なので四苦八苦。そこで、とある公的機関に相談に行きました。

私  「このような製品を開発し、新潟から全国に販売したいと考えています。」
   「いろいろとご指導いただけると助かります。」

担当 「サイボウズに勝てると思ってるの?ばかじゃないの?」

私  ( ゜Д゜)

私  「そうですね。」  帰宅…

そして僕の心は谷底へ〜

たしかにそうなんです。サイボウズさんのような完成されたグループウェアには到底かなわないんです。
では、何で勝負するのか・・・。

それは「日報」です。日報を武器に勝負するしかないのです。
でも、グループウェア機能もないがしろにはできませんので、基本的なものはすべてそろえ、日報をお客様や業務に紐づけることで、顧客管理的な要素を持たせることを特徴としました。

さらに日報から労務時間を集計することで労働原価を算出するという非常に現場の方が嫌がる仕組みを前面にしたクラウドシステムが誕生いたしました。

谷底に落とされた私でしたが、それをバネに製品改良を続けていたことはまぎれもない事実です。
(意図的におっしゃられたのであればすごいことです。。。もしや?。。まさかね。)

という感じで、決して華々しい商品デビューではありませんでしたが、それから長い間、いろんなドラマを生み出してくれるBeWorksという商品がその頃に産声を上げたわけです。

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